2014年2月14日金曜日

第23回勉強会@岡山

2/11(火)に開催された「第23回勉強会@岡山」に参加してきました。

メインテーマは「Dart」言語のハンズオンということで、以下の点に興味を持って参加させて頂きました。

  • 新しい言語なので、何が出来るのか知りたかった。
    (2013年11月に1.0、2014年1月に1.1がリリース)
  • JavaScriptとの違いを知りたかった。
  • AngularJSと絡められるらしい。

2014年2月は「Dart Flight School」として世界規模で展開されており、本勉強会は、日本の岡山会場と位置付けられていました。

勉強会の流れ

1. ウィエルカムムービーの上映

会場では日本のスタッフの方が翻訳された日本語テロップの付いたムービーが流れました。

Dartはプラットフォームである」という言葉が印象に残りました。

2. 開発環境(Dart Editor)のインストール

開発環境は、IDEである「Dart Editor(Eclipseベース)」、JavaScriptに変換する「dart2js」、Dart VM搭載の「Dartium(Chromeベース)」で構成されていました。

プロジェクト作成時などに「pub」コマンドで自動的に関連するライブラリーがダウンロード&インストールされるのは便利です。(Editorの設定で無効にもできます。)

3. Dartチュートリアルのハンズオン

実際にコーディングする箇所がハイライトで表示されていたり、解説の英文も読みやすく、全体として「進めやすい」と感じました。

個人的にはコーディングに時間がとられてしまい、じっくりと内容を理解する余裕がなかったので、再度、自分のペースでやり直したいです。

4. 「AngularDartチュートリアルの解説

時間の都合でハンズオンではなく、講師の横山さんによるポイントの解説となりました。「AngularJS」を知らない方には少々難しかったと思います。

AngularJSチームが開発しているということなので、安心して使えそうです。

Chapter_07はアプリ実行前に「dart -c bin/generator.dart」コマンドの実行が必要でした。

本章のサンプルをJavaScriptに変換した参加者の方曰く「15,000行近くになる」ということで「これではモバイル環境には適用できないなぁ。」という声も上がっていました。

5. ユニットテストのハンズオン

unittestライブラリーを使った簡単なハンズオンでしたが、分かりやすかったです。

リンク

当日の様子は、Togetterの「第23回勉強会@岡山」からも知ることができます。

感想

実際に使ってみて、文法では「..(属性名の省略)」や「=>(returnの短縮)」や「アクセッサーはget/setを付ける(例:get age)」といった独自の表記もありましたが、JavaやJavaScriptを知っていれば、さほど違和感なく始められると思います。

属性を「_」から書き始めればprivate扱いになる点ではPythonっぽさを、そのスコープはライブラリー内という点ではGoっぽさを感じました。

あと、DartはWebブラウザー上で動作する言語だと思い込んでいましたが、サーバーサイドも記述できるという話を聞いて、少し驚きました。

触ったばかりなので、まだ何とも言えないのですが、引き続き、動向を追って行こうと思います。

新しいモノ好きな方やaltJSを模索している方などは、試してみては如何でしょうか?

p.s.参加者には公式グッズを頂けるらしかったのですが、発送が遅れて間に合わなかったそうです。(代わりに(?)参加者の方が持参されていた「白菜」を頂きました!w)

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